遠征案件のメモ帳

次の旅行のための記録

凱旋門賞(2日目)

2日目の土曜日、凱旋門賞は日曜日、ここは予定を考えるときにだいぶ悩みました。4日間でもパリ観光する時間はそれほどないし、パリ市内いろいろ行ってみたいし、この丸々1日を観光に充てたほうがいいのでは?1日あればモンサンミシェルまでも行けるのでは?

結論ここです。

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土曜もG1もあるし、知ってる有名な馬も騎手もたくさん出るし、日曜は混んでるだろうしと、ほんとに悩んだのか怪しいですね。1レースが14時で開門が12時なのに、パリロンシャン競馬場で0R開門ダッシュステークスに参加とは。実際には、皆さんゆっくり入っていったので、それにならってゆっくりと。スタート直後に長い階段だから開門ダッシュあったら危なそうですが、そんなものはない。

近くの地下鉄の駅から無料シャトルバスも出てましたが、ホテルからここまではUberで10分くらいで9€、楽ちんです。日曜は流石に道路が混むのかなと日曜に運転手に聞いたら、この辺パリの中心からは外れてるし、休日はどこもすいてるよと言われ安心したとたん、まだ外周に近づいたくらいのところで渋滞してて、おい、と思ったら駐車場待ちの列でした。ちょっと迂回して難なく到着。

 

場内は各所に飾りつけやらされてて、土日で何も変わってなかったです。噂の金ピカのスタンドは近くで見るとそんなにピッカピカに光り輝いてるような感じではなくてかっこよい感じに。このスタンドでまだ2回目の凱旋門賞なだけあって、どこもすごいきれいです。

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チケットは事前にwebでPELOUSE DE L'ARRIVEEの2日通し券80€を購入。わりと早めに買ったら、後からエネイブル応援グッズ付きチケットとかいうのが出てきて焦りましたが、グッズだけも追加で買えて安心。土曜日に引換券を持っていったら、どうどう落ち着けそれは明日だみたいに言われて恥ずかしい。

チケットはメールでこういうカッコいいpdfが送られてきて、入場口が電車の改札みたいになっててバーコード読ませてと簡単です。A4で印刷しろって書いてあるのに、前のおっさんはA5くらいの小さい紙を読み取らせようとして、ダメそうでした。開門ダッシュだったらキレてる。場所は金ピカスタンドの一番下の階段状になってるところが入れるところです。スタンドのちょうど後ろにあるパドックも行けます。プリパレードリンクも見えますね。馬場内も行けて、府中の馬場内と全く同じでっかいテントと屋台と馬券売り場。見るタイミング無かったですが、内側から見ても、障害コースもダートコースもないので迫力ありそうです。

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スタンドを一回りしてみたのでとりあえず麦の栄養を補給。凱旋門賞記念カップはお土産に持って帰ってもいいし、返却すると1€帰って来る仕組み。とは言え、最終レースも終わったころには、テーブルや階段そこら中にカップが転がっていて、それをかき集めている人が何人も!あれ5,6千円くらい集めらてそうで、来年はそこを頑張りたいです。スタンド周りはどこまで入れるのか事前によくわからなかったのですが、カップの説明tweetがなぜか一番わかりやすいw

土曜のG1より前くらいの早い時間はパドック周りの緑のエリアにも入れたのですが途中からダメでしたね。4人ならんで、知らずに入ろうとしたら、なぜか俺だけノーチェックで入れてしまって、後ろの3人が止められて、いやいや入っちゃダメなんじゃねえかと引き返す。特にドレスコードもないですが、やっぱちゃんとジャケットくらいは着ていきましょう、ごまかして入るわけではないですがw

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 燃料入れて次は1コーナーを回って2400mの凱旋門賞のスタート地点まで行ってみます。ここから3コーナーまで直線で後半は日本とは全く違くレベルで登ってますね。3コーナから下って、フォルスストレートから最後の直線までは平坦なのですが、やはりこの向こう正面はきつそう。エプソムダウンズの時にも書きましたが、芝の質もだけど、日本にはないこのアップダウンに向く馬を探さないとならないんでしょうね。インターナショナルステークスのヨークは平坦だから日本馬合いそうって言われてたのは確かにという感じ。スタートより先は3日目に。戻ってきて金ピカスタンドの奥の旧スタンドもいい雰囲気ですが、入れませんでした。

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ゴールと1コーナまでのエリアは1ランク安いチケットのエリアで、我々も入れます。スタンドではないですが1階分上に上がって見れるというか、府中の日吉ヶ丘です。コースも客席のほうもなんか全体的に府中に似た作りな感じがします、ほんとは逆なんでしょうけど。

府中だと海賊船のあるあたりはキッチンカーが出てて、お昼はここで。どれも洒落たかんじで、しかも結構おいしかったです。いつもの翠松楼のワンタン麺とは雰囲気が全く違います。でも2000円くらいしたので、やっぱワンタン麺だなー。

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コース前の広いところはビール売り場が沢山。チケットの値段が高いエリアではボトルだと高いシャンパンしか売ってませんでしたが、こちらではお求めやすいワインも売ってたので、翌日わざわさこっちまで買いに。ビールとか同じものの値段は同じです。そしてなんとゲートが!中にも入れます。みんなで記念写真やら自撮りやらをしてたら、ごついカメラ持った人が寄ってきて、お前の写真をwebサイトにあげてもいいかとか聞かれ、フリー素材とかちょっととは思いつつどちら様です?って聞いたら、フランスギャロ(こっちでいうJRA)だが?と言われ、えっえっとA4の紙1枚にびっちり英語で書かれた個人情報のなんちゃらに読みもしないでサインしてしまいました。まだ見かけてないけど没になったのかな、もしくはなんかの詐欺か><

 

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凱旋門賞を初め、ほとんどの場合スタンド前のゴール板がゴールなのですが、ごくまれにもうちょっと先のこっちの広場の前あたりがゴールになることがあります。上の写真にもゴール板が2つ見えてますね。スタンドで見てて、差せ!差せ!あ~~届かなかったってしょんぼりしてたら、スクリーンでリプレイ見るとあれ?差し切ったな???ってのが一度あって混乱してましたが、これのせいでした。

 

 馬券は機械で買います。買い方はいろんな人が書いてるので省略。すいてる土曜のうちによく見ながら3レースも買えば、フランスまで行くような皆さんなら慣れたもんです。こうみると、やっぱ日本の馬券のデザインは名前が入るのとかがいいですね。海外は割と記念に感はないですね。払い戻しに間違えて入れたらこの扱い。この投票券は的中していませんくらいのOMOTENASHIの心をだなぁ・・・

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注目のロワイヤリュー賞はイギリスオークスで一緒に行ったウマ娘のオタクが母父ブロワイエ(モンジュー)だって言って儲けてたでおなじみの?アナプルナがここでも勝利!あの時は超高い席じゃないと見れなかったアレが見れるのではとパドックに急行。 結構高く飛ぶのね。自分の写真上に見切れててへたくそすぎるので、一緒に行った人のを拝借。これがあのランフランコ・デットーリのフライングディスマウントかと感動。

そんなこんなで、この日は嬉しいことにプラス収支で終了。やっぱね、土曜も競馬来てよかった。よく、競馬初めての人は大きいレースの無いすいてる日に行ったほうがいいよといってるけど、慣れない海外競馬ともなると自分でもそうだなっていう感じですね。

 

最終レースまで見ても、19時近いけどまだ明るいし観光しようと”無料シャトルバス”で市内中心まで。土曜はこのくらいですが、日曜は客の実際1割以上日本人で日本語の案内所みたいなのもありましたね。我々は土曜でほぼ理解したのでお世話にならずに済みました。

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 無料シャトルバスと地下鉄でルーブル美術館に。さすが世界レベルの観光地、広場の路上で怪しげな人らが、なんかLEDがちかちか点滅するクソださエッフェル塔のお土産売ってて、いやーそれはないわーと思ってたんですが、見て回って暗くなったころに外出たらほんとにエッフェル塔がちっかちかに点滅してて、なんか申し訳ない気分に。

ルーヴル・ピラミッドがやっぱ素晴らしい。最初は時間も遅いし、外観だけでも見れればと思ってたのですが、この日はお祭りなので入場無料だし朝までやってるとの情報を1人がどっかのサイトで見たとのことで、そんなの公式サイトに書いてないぞとは思いながらも、ただならと入ってみることに。結果、無料でしたが、開館時間は通常通りでした。次の週のケイバどーもで乗峯さんも朝までやってるって聞いたのにとか言ってて、お察しという感じ。

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2時間もないけど、超有名なのくらいは見ようと急いで回ってみました。まあモナリザすよね、それがいつもの部屋に向かったら改修中で他部屋にあるとかでいまいちどこだかも分からないままぐるぐるしてたら、時間内にたどり着けずw 皆さん歩き回ったのに見られなくてしょんぼり。やっぱりちゃんと下調べしないとですね。

個人的にはそれより全然見たかったドラクロワ自由の女神ダヴィッドのナポレオンの戴冠式の2つが見られたのですごい満足。そりゃあれもこれもみたいのもありましたが、進研ゼミで見たやつの本物を見られるのは感動です。実際朝まで見れても見切れないですね。きりがないので、弾丸旅行的にこれだけはってのを見て回るスタイルは。わりと合ってるかもしれないです。

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外ではその祭りのパレードっぽいのもやってました。これがパリの祭りか、楽しいなと見ていたら、なんやら高収入っぽいキャラも出てきたりで、こちらもちらっとだけど楽しかったですね。

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楽しかったなーと、なにも考えず自由気ままにパリを楽しんだ4人、まーた今日も宿の最寄りに戻った時間には適当なレストランがやってない。昨日行ったのと反対方向のスーパーに行ってみるとまだやってた!ビールも売ってた!生きた!でもちょっとぜいたくを言うと、晩御飯になりそうなものは一切売ってない。さすがにパリで2日続けてディナーがマックは悲しいので、昨日はちょっとローカルな感じでやめておいたケバブ屋に行ってみることに。ここまで特に書いてなかったですが、話しただの書いてたのは全部英語が通じたんですが、ここで初めてダメでした。わりといかつい感じの店員さんだけど、上に貼ってあるメニューの写真指さしてこれこれ、で何とか買えて結構おいしいし、海外特有の芋を大量に敷き詰めるスタイルでおなかいっぱいになれました。そんな感じで無事に2日目が終了。この日は最大限に楽しんだ感じでした疲れた。

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